満足な賃金を得ていなければ、借金返済のために借金をする最悪の無限ループに陥ってしまいます。

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困窮した人が陥る無限ループ

社会就労事業振興センターが工賃アップを主目的に掲げているのには訳があります。
金銭にこだわりを持つことは、謙虚さを美徳とする日本人からしばしばネガティブな印象を持たれてしまいます。
それでも社会就労事業振興センターが工賃アップを掲げるのには、それ以上に大切にしたいことだからです。

 

お金が無ければ現代社会を快適に生きて行くのは難しいでしょう。
家賃や光熱費、食費はどうしても必要になります。
ですが、障害者の人は雇用の問題や社会の理解不足により満足な賃金を得ていないことが多いです。

これはつまり貧困に陥ってしまうのと同義なのです。

 

借金による困窮

生活に困窮した人がどのような行動になるかは明白で、多くの人が借金の選択肢を取るでしょう。
最初は家族や知人を頼って借金をするかもしれません。
しかし、よほど経済的に余裕がある人で無ければ継続的な金銭支援を続けるのは難しいです。
度重なる借金のお願いにより疎遠になることも少なくないでしょう。
その際に障害者の人は消費者金融やキャッシング枠の利用によって借金を積み重ねてしまうのです。

 

借金により残高がなくなっていく通帳とお札

 

借金を返済するには元本と利息が必要となり、借りた以上のお金を返す必要があります。
普通に考えれば働いて給料を得て、そこから少しずつ返済するのがセオリーです。
ただし、障害者の人はそもそも雇用が安定しておらず、満足な給料を得るのが困難なのです。
このような困窮状態が続くと、借金返済のために借金をする最悪の無限ループに陥ってしまうでしょう。

 

ショッピング枠の現金化

近年ではクレジットカードのショッピング枠を現金化するケースも増えています。
クレジットカードにはネットショッピングなどに使えるショッピング枠が用意されています。
買い物にしか使えないショッピング枠ですが、質屋のような業者を利用すると現金化が可能となります。

 

例えば、高級なブランド品をクレジットカードで10万円分購入します。
そしてそれを業者にすぐさま8万円で買い取ってもらうのがショッピング枠の現金化です。
本来は買い物しか使えないクレジットカードのショッピング枠が、現金に変わるのです。
借金返済のためにお金が必要な人は、このような資金作りを利用してしまい負のループに陥ってしまいます。

 

いずれにせよ、困窮した人が陥る借金の無限ループは回避しなければなりません。
消費者金融なども無限にお金を貸してくれる訳ではないので、返済が滞れば利用出来なくなります。
その結果、闇金に手を出してしまう人もいるのです。
暴力時限に巻き込まれたり、犯罪への加担を要求されたり、警察沙汰になることも珍しくはありません。
障害者の人に安定した工賃が支払われるようにするべく、社会就労事業振興センターは活動しています。